新年明けましておめでとうございます。旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年もより一層お喜び頂けるよう、社員一同精進して参ります。
社員一同より
昨年の年末に私、やなせの友人から農機具の補修依頼がありました。その友人は本業が農業、副業も農業の農業が大好きな友人で自分がこのような仕事をしていると聞いてお願いしてくれました。僕の友人からの依頼ということもあり、僕の練習、勉強のために、1人で補修することとなりました。
下の写真はトラクターの後方につく草刈り機のカバーになります。最初、この農機具が草刈り機と聞いたとき機械の大きさびっくりしました。
この草刈り機は石やゴミなどを巻き込んでしまい鉄板が損傷してしまったそうです。
貰い物らしくだいぶ使い込んでいて鉄板も摩耗が激しく穴が開いているところもありました。
友人の要望としては鉄板の凹凸が激しいところに板を貼ってほしいとのことで、上の写真の真ん中と右の補修している箇所をはがしてみると大きな腐食部分がありその補修からスタートしました。
その後、どのように板を貼っていくかを決めて、寸法をとり、鉄板を切断していきました。
6ミリの鉄板を貼りたかったですがすこし重くなってしまいトラクターに負荷がかかってしまうと思い、4.5ミリの鉄板に変更しました。カット方法はエアープラズマ切断機を使いました。あまり使い慣れてはいませんでしたが少し大きめにカットし、その後のグラインダーで綺麗に加工しました。
鉄板を貼っていくとき、見栄え良く貼るのはなかなか難しく誰が見ても綺麗だと思えるように工夫して貼っていきました。
鉄板を貼ったあと連続溶接をしてしまうと歪みが出てしまうため点溶接で鉄板を貼っています。既存の鉄板と新しく貼った鉄板の間に雨水やゴミが入ると錆びや破れの原因になってしまいます。
そのため隙間にはコーキング加工が必要になってきます。コーキングにはたくさんの種類があり、ネットで調べて注文しました。水にも濡れていいし塗装もできる今回の補修に最適のコーキングを見つけました。
最後にコーキングを隙間に綺麗に塗っていき完成しました。先輩社員からは最後のコーキングで見た目がだいぶ変わるといわれ自分なりに動画を見たり調べたりして、綺麗に塗ることができました。
自分はいつも早く完成させないといけないという気持ちが強くなってしまい少し雑になってしまうことがあります。
そこで社長には時間より綺麗に仕上げることにこだわれと言われます。ですがなかなかうまくいきません。(笑)
まず作業手順を考え、頭の中でシュミレーションしてからの作業をおすすめされました。自分の中で考えをまとめてから作業するようにすると作業効率も上がり、綺麗な出来上がりになると実感しました。これから何事にも先に考える習慣をつけて行動していこうと思います。