私たちは元々、プラント設備の製缶や架台・配管の製作や
据付け、取付け工事等をメインの事業としていました。
その為、溶接工の社員は日本溶接協会の発行する
JIS資格「適格性証明書」をそれぞれ有しています。
例えば、A-3FやSA-3F、TN-1Fなどの資格を
それぞれが複数枚、取得しています。
溶接補修のご依頼を受け、現物確認に行くと
何度か同じ個所を補修していたり、ご依頼とは違う箇所の
溶接補修跡を目にすることもありますが
溶接のビードや溶接方法も見ると、溶接が本業ではない方の
作業した箇所はすぐ解ります。
もちろん応急処置としての作業であったり、時間・金額等の都合もあると
思いますが…。
補修内容にもよりますが、最初の補修からご依頼いただいた方が
作業の手間も変わってきますので、金額的にも外観的にも
良い補修ができると思います。
また、鋼材等を使用する場合、それぞれに適した鋼材がありますが
無駄に高価な鋼材を使用している等も見かける場合もあります。
鋼材に適した場所、溶接方法(予熱等)、母材の温度管理等々
私たちも溶接補修を始めたころはかなり試行錯誤しました。
日々勉強、成長中です。
現在も、新入社員のS君が12月の試験に向けて練習中です。
溶接だけでなく、全社員が様々な資格取得、技術や知識の取得に
日々、頑張っています。